アガベ 100のこだわり

同じアガベ(リュウゼツラン)から作った蒸留酒でも、メキシコの特定の州で作られたものは「テキーラ」、それ以外で作られたものは「メスカル」と呼びます。
普段、ショットでイッキ飲みするイメージのテキーラはミクストと呼ばれる副原料(主に糖類)を混ぜたもの。
それと対をなすのがアガベ100%で作られるプレミアムテキーラ。瓶に「100% de Agave」の刻印を許され、熟成年数によってブランコ、レポサド、アネホ、エクストラアネホに分類される。
アガベ100で作られるメスカルはバニラのような甘い香りがあり、ふくよかで豊かな味わいが口中に広がり、少しずつチビチビ楽しむのに適した極上の一杯になる。
これから産み出そうとしているのは、そんな至福の一杯。
ただ、一つ問題があるとすれば日本の気候ではアガベか充分に成長するまで途方もなく時間がかかってしまうこと。
このお話の続きは、またいつか。

日本産メスカルをつくる

日本で採れたアガベでプレミアムメスカルを作る。 そんな幻想を現実にすべく、歩きだした一人の男の記録です。 問題は成長の遅いアガベと、熟成期間が寿命を待ってくれるかどうか。 夢は持っていた方が良い、やれることはやった方が良い、生きるということは足掻くこと、果たしてメスカルは現実となるのか。

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